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サイレントムービー
2015/04/13

無声映画(サイレントムービー)が、古くて新しい新エンターテイメントに昇華する!(情報更新)

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ハンナミュージック|クラシック、映画音楽、ゲーム音楽、最新のミュージックシーンなどの「musicの話題」をお届けします。

弁士ハルキが復活させる無声映画(サイレントムービー)とは

 皆さんは弁士が語るサイレントムービーをご覧になったことはあるだろうか。銀幕には戦前のしかもモノクロのとても古い映画が映され、そこには現在のようにCGなどあるはずもない。
 しかしそこに弁士の語りが重なると、言葉が生まれ、役者が体全体で演じる迫力が観る者の心を圧倒する。ふと我に戻ると、これがサイレントであることを忘れてスクリーンのストーリーの世界に引き込まれ、没頭している自分に気が付く。
 これは不思議な感覚である。スマートフォンや立体的で動きの速いゲーム、CGが駆使された近代的な映画の画面に慣らされた私たちの脳に直接訴えかけてくるのだ。
 
 何か忘れていることはありませんか?
 
 ハルキと言う弁士は女性であり、弁士と聞いてつい脳裏に浮かんでしまったピンとした口髭の生えたいかつい男の想像が、その張りのある第一声を聴いた瞬間に気持ち良く裏切られる。さらに状況によっては、フルートやガットギター、ピアノなどの生のBGMが入ることで、上品な新しいエンターテイメントに生まれ変わるのだ。時にはあの新垣隆氏の生伴奏も加わることがある。
 ともかく、一度体験をしてみて欲しい。観終わって席を立ち上がるまでのわずかな時間に、けして人が忘れてはならない”何か”を一人ひとりに想いださせてくれるはずだ。

公演情報

      

ハルキのSalon de Cinema
日時 2015年4月19日(日) 開演14:00
会場 北とぴあ(ほくとぴあ)6F ドームホール
   東京都北区王子1-11-1
   TEL 03-5390-1100
演目 「東への道」1920年アメリカ作品(106分)
   監督/D・W・グリフィス 主演/リリアン・ギッシュ
料金 前売予約1500円/当日券2000円
   前売り予約受付中 下記まで
お問い合わせ オフィス・アゲイン TEL&FAX 03-5697-8090
   mail:info@office-again.net (4月19日前売券・代表者名・申込枚数を明記のこと)

弁士・伴奏つき無声映画上映会4
日時 5月5日(火・祝)開演18:00 
会場 川越スカラ座
   埼玉県川越市元町1-1-1 
   TEL 049-223-0733
演目 「ダグラスの海賊」1926年アメリカ作品(85分)
監督/アルバート・パーカー 主演/ダグラス・フェアバンクス
弁士=ハルキ、伴奏音楽=新垣隆
料金=前売2000円・当日券2500円
前売券 川越スカラ座(火曜日定休)にて発売中!
電話予約 4月24日(金)迄の受付
 受付時間は川越スカラ座営業日の午前11:00~14:30
御問合せは 川越スカラ座 TEL/FAX 049-223-0733  mail info@k-scalaza.com

世界初の本格的長篇総天然色映画です!
痛快冒険海洋アクション活劇です! 迫力ある映像、語り、伴奏音楽をお楽しみください!

弁士ハルキインタビュー
弁士をやろうと決めた動機、きっかけは何ですか?
もともと夫の仕事が「無声映画のライブラリー」運営であったので、身近に無声映画や活弁に接していました。
仕事を手伝って上映会のスタッフとして働くうちに、「自分だったら、こんな風に活弁してみたい」と自然に思うようになりました。
弁士として活動するきっかけは、東日本大震災で被災地の慰問をしようとなった事です。特に、震災の2年前に福島県の7都市で上映会をしていただいたご縁で、その時にお世話になった方々を少しでも慰められたらと思いました。

お客様からの反応、声はいかがですか?
やっと弁士としての活動も4年目を迎えて、初めて無声映画をご覧頂いたお客様から「スクリーンから声が聞こえるようだ」、「サイレントである事を忘れた」「昔の映画が甦ったようだ」との大変有難いお言葉を頂くこともあります。
80年、90年前のサイレント映画の名作が今でも楽しんで頂けるのは本当に嬉しく思います。

日本でもとても稀少な仕事だと思いますが、この仕事の面白さを教えてください
もともと映画に挿入されている字幕以外の言葉は、弁士自身が台本を書くのが基本です。
映画の素(す)の部分で登場人物にどんな語りをさせるか、弁士は脚本・演出そして俳優としての役割を担っています。そこが面白いところだと感じています。

無声映画の面白さとは、どういったものでしょうか?
弁士が脚本・演出を担っている部分が大きいので、弁士が変われば同じ映画でも違った映画のように感じられるところではないでしょうか。 弁士が語る事によって、演劇にも似たライブ感を味わっていただければと思います。無声映画のファンには「ハルキを聴いた」と言って頂けるようになりたいですね。

これまで苦労したこと、現状解決したいことはありますか?
当初は脚本を書くのにすごく時間がかかりました。今でも苦労はしますが、古い映画なので、当時の時代背景や言葉使いを考えたり、現代の若い世代にも分り易い説明になるよう工夫したりと、いつも注意して書くよう心がけています。
それと、私は登場人物に合わせて声を変えて活弁するようにしています。男性の声、特に大男の悪役などは苦労しますね。
とにかく無声映画を見ていただく機会を増やす事が一番大事だと思っています。その為には、見にきて頂いたお客様に何度でも足を運んでいただけるよう、一つ一つの上映会を大切に心をこめて努めていきたいです。
また、生演奏を付けた上映会が増えるように頑張りたいですね。予算が無くてなかなか大変なんですが(笑)。

プロフィール ハルキ
会社勤務を経て、2005年より無声映画公演のスタッフとしての 活動を開始。公演プロデュースの他、16㎜映写機・伴奏音楽の オペレーションも担当し、そのかたわらで映画説明(活動写真弁士)の 習得に努めた。 
2011年7月、活動弁士・松田貴久子としてデビュー。2012年1月より2013年1月まで無声映画鑑賞会にレギューラー出演。
2013年7月、弁士名を松田貴久子からハルキに改め、「活動弁士 ハルキによる無声映画公演」をプロデュースするオフィス・アゲインを夫の松田豊と共に設立。
現在、発声と声楽を声楽家・ソプラノ歌手の大前恵子氏に師事。七色の声と歯切れの良い語りで、古典サイレント映画を現代のエンターテイメントとして甦らせるべく、ハルキ・やる気・元気!!で奮闘中!

ハルキとシネマと音楽と~ウィンダミア夫人の扇

ピアノ音楽専門誌 月刊ショパン
声楽・合唱・オペラの雑誌 ハンナ

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